ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q206:DX/BIM/CIMって何?

最近、建設業界の方々からDX/BIM/CIMと言うワードを良く聞きます

先日のCSPIでも、DX取組について国交省ブースでも紹介されました。

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上記、第3回建設・測量生産性向上展2021CSPI-EXPOより

 

DXとは、(Digital Transformation)の略

BIMとは、(Building Information Modeling Management)の略

CIMとは、(Construction Information Modeling Management)の略

 

簡単に言えば、「デジタル技術を活用し業務改革を進めること」

 

以下の資料に、なぜDXが必要なのか、日本の現状、今後の取組内容など、分かりやすく記載されてます。私はここから概要把握です。

 

国土交通省におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進について 

https://www.jacic.or.jp/kenkyu/22/data/r02_6_hirose.pdf

 令和2年11月12日 大臣官房 技術調査課 建設生産性向上推進官 廣瀬 健二郎

 

講演内容

・デジタルテクノロジーを巡る潮流

新型コロナウイルスが及ぼした変化

・世界のDXの動きと日本の課題

・i-ConstructionとDX

・インフラ分野のDXの推進

 

ドローンでいえば、確か2017年頃、i-Construction関連で、建設現場で活用できるドローンの機体開発や空中測量をドローンで行えるよう技術開発、機体販売、教育など、私も関係した時期もありました。

これもDXの一部であり、今では公共工事の現場では、ドローン測量3次元モデリングなど、この数年で定着化されてると感じます。

 

平成28年9月12日の未来投資会議では、第4次産業革命による「建設現場の生産性革命」に向け、2025年までに建設業の生産性を2割アップさせることを目標に、この活動は続いてます。

 

そこで、最近、良く聞くのが、BIM/CIM。

データ処理など、手作業で作成・確認など、時間が掛かっていた事も、BIM/CIM導入により、構造が一目でわかるようになり、数量や工事費の自動化が可能になるなど、変革も進んでるという事です。

 

国土交通省より、BIM/CIMの活用促進のため、BIM/CIM関連情報を一元的に閲覧可能な「BIM/CIMポータルサイト【試行版】」を開設されてます。

 

興味のある方は、BIM/CIMの概要や基準書を入手する事ができるのでご覧ください。

 

■BIM/CIMポータルサイト

http://www.nilim.go.jp/lab/qbg/bimcim/bimcimindex.html

 

■i-Constructionに関する基準・要領等

http://www.nilim.go.jp/lab/qbg/bimcim/spec_cons_new_r3.html

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UAV測量関係は、上記リンクに基準書が一目でわかるよう整理されてます。

必要な際は、ここからダウンロードして下さい。

 

日本のデジタル化が進み

少しでも多くの方々の生産性が良くなるよう私も理解を深めて参ります。

 

因みに、デジタル化を促進するため、経産省や各自治体から、助成・補助金など、掲載されてる事もあるため、検討されてる方は、チェックするといいと思います。