ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q214: 福島ロボットテストフィールド施設予約方法

福島RTFの施設利用をご検討中の方々へ

 

国内での研究施設として、南相馬市に約1,000m×500mの敷地内に、ロボットなど研究開発、実証試験、訓練等で使用できる施設があり、民間企業も利用できます。

 

既に何度か利用させて頂いているのですが、利用するには事前の予約手続きが必要で、手続きの流れを理解するのに時間を要し、書類作成など大変でした。

 

初回利用される方のために、参考までに予約までの流れをまとめました。

福島RTFのホームページにも詳しく記載事例など、詳しく説明されています。

リンク先は、以下ページをご覧ください。

 

福島ロボットテストフィールド施設「利用案内」

https://www.fipo.or.jp/robot/user-guide

 

福島ロボットテストフィールド使用の流れ

 

① 使用したい施設の空き状況を確認する

「フィールド施設予約状況xlsm」のファイルで確認

尚、施設の空き状況に関しては、エクセルの予約状況は、最新版ではなく数週間前の情報だったりしますので、空きがあり予約できそうか電話した方が無難です。

 

また、4月時点は主に工事・メンテが入っていますが、5月以降は研究・実証実験など、スケジュールが決まってくるため、特に10月~11月は福島ロボットサミットなどありますので、早めの予約がお勧めです。

 

② 使用施設の価格を調べる

https://www.fipo.or.jp/robot/user-guide/charge

 

高いか安いかと言えば、個人的には使用環境が整っているので、妥当な価格と思います。

但し、滑走路を使用しての広域の飛行は、RTF外上空を飛行する際、オープン当初と違って、規制が増えて来ているので、飛行範囲に関しては確認が必要です。

 

③ 空き状況と使用目的を技術課に確認(電話)

技術課(TEL0244-25-2476)

 

主に、研究開発などを目的に作られた施設の為、営利目的とした利用は、内容によっては利用できない場合もあるそうです。

 

④ 施設使用「問合せ票」を作成→技術課へ送付(メール可)

記載項目が多いため、初めての方は、まず技術課へ直接電話した方が早いです。

丁寧に教えて頂けます。

 

⑤ 使用承認申請書を作成、提出

受理され次第承認処理されるため、支払い義務が発生します。

確実に決まった時点で送付されることをお勧めします。

 

⑥ 使用計画書・使用確認票の作成・提出

これが想像以上に大変

飛行計画・時間・場所・安全運航体図など、飛行申請並みに記載事項が多いです。

 

⑦ 使用承諾書と納入通知書が発行される

使用料は前納の為、申込から使用まで日が少ないと慌ただしいです。時間に余裕を。

 

初めて申請する際、電話かメール一本で予約できると思っている方は、後々、申請書類作成等に時間を要するという事がわかりますので、ご検討中の方は、ご参考にして下さい。