ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q204: 続リモートIDって何?(FAA編)

リモートID搭載は国内だけでなく、海外でも施行されます。

アメリカFAAでは、約1年半かけ

最終規則を前月に取りまとめ2021年4月21日に発行されました。

本来は、2021年3月16日予定が遅延したとの事

 

■FAA Remote ID

https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/

 

アメリカでは、2023年9月16日から開始されるリモートIDの最終規則に従って

航空機を飛行させる必要があり、ドローンメーカー・操縦士・所有者は準備対応するのに

あと2年半となります。

 

今、思い返せば2019年12月リモートIDの話題が上がり、FAAはパブコメをHPで通知し、懸念事項や改訂要望など、多くの意見が投稿され、私も関心を持ちながらパブコメ内容を拝見してました。

 

その結果、53,000以上のコメントがあり、レビューし考慮した結果、2021年4月21日最終規則が完成したという事です。

 

以下、FAA Remote ID最終規定の一部情報です。

・リモートIDに関する最終規定は、米国領空で飛行する殆どのドローンは、リモートID機能を持っている必要がある

・リモートIDは、ドローンの位置、高度など、飛行中のドローンに関する情報を提供する

・リモートIDの識別要件を満たすことができる3つの方法

 内蔵型・外付け型・リモートID不要な場所(FRIA)での飛行

 

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上記、https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/より抜粋

 

FRIA(FAAがリモートID搭載不要の場所)についての説明

https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/fria/#:~:text=FAA-recognized%20community-based%20organizations%20and%20educational%20institutions%20%28see%20below%29,located%20within%20the%20FRIA%27s%20boundaries%20throughout%20the%20operation.

 

 

*発効日

リモート ID の最終規則は、 2021 年 4 月 21 日に有効となる。

FRIA(FAA-Recognized Identification Area)申請のプロセスなどは、2022年9月16日に発効します。

 

*その他の注意事項

2022年9月16日:

ドローンメーカーは、最終的なルールの要件に準拠する必要がある。

2023年9月16日:

すべてのドローン操縦士は、リモートIDルールの要件を満たす必要がある。

 

以上のように最終規則が先月4月公開されたため、各機体メーカー・操縦士など

2023年9月16日に向け準備が必要という事です。

 

リモートIDに関しては、Q203でも国内情報を掲載しましたが、今後も関連情報は随時発表されるため

引き続き情報を追って参ります。

Q203:リモートIDって何?

2020年6月17日通常国会にて、航空法の一部を改正する法律に

ドローン機体の識別情報を表示する義務が、2022年6月に施行される事となり

現時点で、あと1年となりました。

 

その名の通り、リモートIDとは、遠隔でドローンの識別情報を収集する方法で

機体から情報を発信する仕組みが必要です。

 

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上記、<参考資料>リモートIDの導入について 内閣官房小型無人機等対策推進室 令和2年12月

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/kanminkyougi_dai15/siryou2.pdf


現在、これらのシステム構築の為、情報発信するモジュール開発・情報を閲覧するためのアプリなど、システム基盤を構築中の段階です。

 

そこで、今回はリモートIDの仕組み・通信方式・基本設計(案)が公開されてるため

以下リンクで説明します。

 

<参考資料>2020年12月3日

小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会(第15回)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/kanminkyougi_dai15/gijisidai.html

 

リモート ID の基本設計(案)(資料2別紙)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/kanminkyougi_dai15/siryou2-besshi.pdf

 

上記は(案)の為、最終仕様情報は、まだ現時点では公開されてないと思います。

たぶん・・2020年12月時点の情報を添付します。

 

リモートIDの基本設計(案)一部抜粋

*通信方式

〇方式は ASTM F3411-19(以下「ASTM 規格」という。)に準拠した直接放送方式で、機体への内蔵又は外付けモジュールの搭載によりリモート ID 信号を発信

〇通信方式は Bluetooth5.0 又は WiFi Aware 若しくは Wifi Beacon とする。

※ASTM F3411-19に関しては、最後に説明&参考リンク添付致します。

WiFi Aware   https://www.wi-fi.org/ja/discover-wi-fi/wi-fi-aware

 

*発信情報

・国が発行する登録記号【Basic ID Message】
・位置情報・時刻【Location/Vector Message】
 ⇒ 緯度・経度・高度、時刻等
・認証情報【Authentication Message】
・メーカーが定める製造番号【Self-ID Message】
 ⇒ 内蔵型にあっては機体の製造番号、外付け型にあっては外付け機器の製造番号

 

車で言えばナンバープレートのようなもので、ドローンは空中を飛行するため、目視で確認する事が出来ません。

 

よって、無線(WifiBluetoothなど)を使用し、リモートで機体の識別情報を地上にいる方たちに、スマホアプリなどで、情報を確認できるシステムを構築するという事です。

 

例外として、経過措置・法執行機関・係留機・特定空域内はありますが、登録対象機は100g以上の機体も含まれております。

 

 小型機体100gのリモートID装置を搭載となると、飛行制御に影響がでない重量でないとならないため、そのような軽量なものがあるのかな‥‥

 

まずは、各機体メーカーで、リモートID開発又は購入など、内蔵型・外付け型など、来年6月に向け、準備が必要となります。

 

因みに、DJIはWifi-Awareを使用するなど、既に2019年に発表されてます。

 

<参考資料>

DJI NEWS 2019-11-13

DJI Demonstrates Direct Drone-To-Phone Remote Identification

https://www.dji.com/newsroom/news/dji-demonstrates-direct-drone-to-phone-remote-identification

 

上記、記事によりますと

Wi-Fi Awareは、wi-fiで情報を交換できるため、DJI Mavic MiniやMavic 2 Proなどのドローンを識別することができるそうです。

 

あと1年。国産機のリモートID対応は急がれます。

 

<参考情報>

■ASTMインターナショナル

ASTMとは、日本でいうJISのような機関で、国際標準化など、規格を設定発行する

世界最大の非営利機関です。

 

ASTMインターナショナルHP

https://www.astm.org/

 

ASTM ニュースリリース(リモートIDについて)

New Specification for UAS Remote ID and Tracking

https://newsroom.astm.org/major-remote-id-drone-tracking-standard-published-astm-international

 

F3411-19は、以下リンクより購入する事ができます。

ASTM F3411 – 19

https://www.astm.org/Standards/F3411.htm

Q202: 米国における(空飛ぶクルマ)の実現に向けた取組み (JTTRI:運輸総合研究所)

第140回運輸政策コロキウム~ワシントンレポートⅧ

テーマ「米国における「空飛ぶクルマ(UAM=Urban Air Mobility)」の実現に向けた取組み

2021年1月27日に官公庁・航空関係事業者を対象にしたオンライン講演がありました。

 

今やドローン(無人航空機)は、ホビー用・産業用と市場拡大し、身近な機体となりましたが、今後は、有人航空機分野では、空飛ぶクルマ(UAM)の実現に向け、各社機体開発や、官公庁・研究機関等含め、環境整備が行われてます。

 

そこで、今回は、既に海外で実用化に向け取組されてる空飛ぶクルマ(UAM)の状況や安全性・環境整備の取組など

以下、ホームページで掲載されてますので、ご紹介します。

 

講演は、ワシントン国際問題研究所主任研究員 藤巻様、東京大学 鈴木教授です。

とても分かりやすく説明され、講演動画は配信されてませんが、講演資料は見ることができます。

ご興味のある方は、是非ご覧ください。

 

■米国における「空飛ぶクルマ(Urban Air Mobility)」の実現に向けた取組

https://www.jttri.or.jp/events/2021/collo140.html#event_result

 

<情報提供>

一般財団法人 運輸総合研究所

https://www.jttri.or.jp/

 

このオンライン講演は、私も視聴させて頂きましたが、空飛ぶクルマ(UAM)の実運用化には、まだまだ課題も多く、実現化に向け様々な取組が行われてという事を知る事ができました。

 

また、空飛ぶクルマの機体は、電気による推進系統を有した、垂直離着陸のeVTOL(electric Vertical Take Off and Landing)が基本となっておりますが

推進装置の機構には3種類に分類する事ができるそうです。

 

・推力偏向型(Vectored Thrust)

 機体:Joby Aviation(アメリカ)・Lilium(ドイツ)等

・併設型(Lift and Cruise)

 機体:Beta Technologies(アメリカ)・Wisk Aero(アメリカ)等

・マルチロータ型

    機体:Volocopter(ドイツ)・EHang(中国) 等

 

各機構の長所と短所を知れたのは、大きな取得でした。

 

有人航空機は、無人航空機とは、また違う運用・安全性・セキュリティ対策などありますが、欧米で安全基準の新設や改定、国際標準化における検討等、様々な取組が継続されてるため、今後の進捗、動向も追って行きたいと思います。

 

まだまだ、空飛ぶ機体の世界は、広がりそうですね。

 

Q201:2020年ドローン業界 振り返り BEST5

2020年早々に始まった新型コロナウィルス感染症

2021年に入ってからも衰える事無く猛威を振るってます。

 

そのような中、ドローン業界では、新型コロナウィルス感染防止対策に

ドローンが活躍するなど、様々な動きもありました。

 

昨年に続き、2020年で印象に残っているドローン業界 振り返り BEST5をまとめました。

 

ドロンジョが選ぶドローン業界動向 BEST5です

 

BEST

海外製 高性能ドローン新製品発売

DJI M300RTK

https://www.dji.com/jp/matrice-300

 

Skydio

https://www.skydio.com/

 

この2機種は本当に今まで産業系ドローンを扱う操縦士が求めていた性能を網羅した機体だと、流石ドローン界の巨人DJIの強さ・戦略を思い知らされました。

世界の技術進化を改めて実感する年でもありました。

 

BEST

「空飛ぶクルマ」の出現

 

Volocopter

https://www.volocopter.com/en/

 

ehang

https://www.ehang.com/index.html

 

SkyDrive

https://skydrive2020.com/

 

2020年は、回転翼機以外のドローンの出現が多く見受けられた年でした。

固定翼機も増えて来ましたが、それ以外に、空飛ぶタクシーの話題が多く取り上げられた年でもあり

2020年12月にはウーバーの自動車部門が売却で協議に上がるなどの動きもあり

国内では、レベル4の具体的なスケジュールも2022年と公表され

空飛ぶタクシーも実証実験レベルから実用化に向け

2023年頃には国内でも飛行運用されるかも知れませんね。

 

<参考資料>

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66935170T01C20A2I00000

 

BEST

大手会社が動き出す

 

数年前のドローン市場は、ベンチャー企業が主になり、機体の新製品発表や、実証実験のリリースなど、単独での動きが多かったのですが、2020年頃からは、NTTドコモソフトバンクSONY等、大手企業もドローン産業に参画し、大手企業と提携する事で、ソリューションサービスなど、ドローンで社会貢献できるサービス環境も幅引くなり、社会実装に向け、よりスピードUPされた年でもありました。

 

<参考資料>

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/11/13_00.html

https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201217_02/

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202011/20-091/

 

BEST

各省庁ドローン中国製排除

 

この動きはいつか来るだろうと察してましたが、より現実的になった年でもありました。

ドローンは、通信ネットワークを通して、写真撮影や飛行情報を収集できる便利な機能を持ってますが

その反面、サイバー攻撃による情報窃取や機体飛行の乗っ取りリスクもあり

政府としても対策を講じなければならないと、安全保障の観点で動き出した年でした。

 

そして、その対応策として、国産ドローンに入れ替えられるよう、2021年3月を目途に、NEDO委託事業として、ACSL・ヤマハ発動機NTTドコモザクティ・先端力学シミュレーション研究所の5社で開発に着手し、国産ドローンで重要インフラの点検や測量、防衛などに活用できるよう準備を進めてます。

これは、2021年国内ドローン業界でも注目している案件でもあります。

 

<参考資料>

安全安心なドローン基盤技術開発

事業期間:2020年度、2020年度予算:16.1億円

https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100175.html

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構より

 

BEST1 

2022年レベル4に向けた制度設計の協議が熱かった!

 

2022年有人地帯の目視外飛行(レベル4)に向け、ドローンの機体認証や操縦ライセンス制度を設けると制度イメージが公表されました。

 

<参考資料>

無人航空機のレベル4実現のための新たな制度の方向性について

令和2年12月国土交通省航空局

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/kanminkyougi_dai15/siryou1.pdf

 

スケジュールは、2020年度中に制度設計の基本方針の策し、関係者内で協議後

2021年1月頃に、最終とりまとめ、2021年春~夏頃に政省令交付

2022年6月頃には制度開始となってしまいます。

 

その為、基本方針の策定をする2020年中に意見提示をしなければ、政省令交付されてしまう為、その前に、各団体、企業から意見や提案を行い、市場に影響がでないよう協議をした年でありました。

 

特にリモートID機体装着や登録・許可承認の対象となる無人航空機の範囲を100g(現行200g)以上に拡大するなど、開発技術・教育等に与える影響も大きく、制度の見直しは必要ですが、規制が厳しく市場を抑え込んでしまう事もある為、幅広い視点で検討をする必要があるのです。

 

<参考資料> 

無人航空機のレベル4実現に向けた国土交通省の取組につて

令和2年7月9日国土交通省 航空局安全部安全企画課

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/kanminkyougi_dai14/siryou3.pdf

 

 2021年ドローン業界も、更なる発展に向け動いてます。

今年も様々な動きがありそうな年になりそうですね。

Q200:「ドローン操縦士になるための100の質問」200回記念

2016年5月ブログ開始から、4年8カ月が経過し100の質問

2020年12月末、200の質問となりました(^^♪

 

当初は、Q1:ドローンって何?からスタートしましたが

今ではドローンは確実に社会貢献できる空飛ぶ機体として、世界各国で活躍してます。

国内では、空撮・農業・測量と既に実用化され、今後は、物流・点検など

活用ニーズが増え続けてます。

 

その反面、空飛ぶ機体は、落ちるリスクも抱え、プロペラでの切断、バッテリー発火など、取扱方法・飛行方法など、一つ運用を間違えると大きな事故にもつながってます。

 

機体によっては、セキュリティ面での懸念もあり

2020年は、中国機排除など、政府での動きなどもあり、国内メーカーに追い風が来るも、日本の技術力や高価格・操作性など、ユーザーが直ぐ手が出せない状況もあり

課題解決していく必要もあります。

折角、DJI M300RTKなど、これぞ求めてた機体が発売された!と

嬉しかったのですが・・(._.)

 

制度整備では、2022年レベル4に向け、機体性能・操縦士ライセンス制度導入など、機体開発メーカーやドローンスクールに求められる要望が増えてきてます。

 

ブログを始めた頃は、機体を購入しただけで、直ぐ飛ばせた時代でしたが

今後は、更に社会実装できる安心・安全なドローンを作り上げられるよう

更なる制度改正が行われるのでしょう。

 

このブログも、質問300?と、どこまで継続できるかわかりませんが

私の環境が変わらない限り、引き続き、ドローン操縦士を目指している方々や業界関係者の方々への参考情報として発信させて頂ければ幸いです。

 

2020年、新型コロナウィルス感染による未曽有の年となりました。

2021年、ドローンが活躍できる時代になるよう応援して参ります。

 

そして、200回記念を祝し、2020年ドローンエンジニア養成塾コース2MVP賞を受賞した際のYoutubeがありますので、公開しま~す。

 

目がキョロキョロ・パチパチして、リモート取材に慣れない私ですが

今後の改善事項とし、ご勘弁下さいませ(^^)

 

ドローンエンジニア養成塾

2020年春夏(9期)卒業生 浅井さんインタビューです!

www.youtube.com

 Youtube ドローンジャパン チャンネルより

Q199:Skydioって何?

先日、米国Skydio社のSkydioJ2の飛行体験会に参加して来ました。

Skydioは、2014年アメリカリフォルニア州レッドウッドシティにて設立され

既にTVなど、人の動きを自動追尾しながら障害物を避け飛行するAIドローンとしてメディアでも多く取り上げられるなど、2020年はAIドローンが商業化され始めた時代を感じる年でもありました。

 

Skydio公式HP(米国)

https://www.skydio.com/

 

現在、国内では2020年11月Skydio Japanが設立され、株式会社NTTドコモ、株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW)、株式会社FLIGHTSをパートナーに、国内市場を開拓されてます。

 

今回、私はJIWが米国Skydio社のSkydioR2をカスタムしたSkydio R2 for Japan Inspection(J2)の製品説明会&飛行体験会に参加して来ました。

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場所は、都内ビルの一室を使用し、非GPS環境下で簡易的な飛行でしたが

自動離着陸や障害物を自動で避ける動作も確認できました。

 

機体サイズも223×273×74、機体重量 775gとDJI Phantomとほぼ変わらない大きさで持ち運びなど、移動にも便利な機体です。

 

主に、点検用機体として道路橋・鉄道橋などで導入開始され

2020年6月には、「全方向衝突回避センサーを有する小型ドローン技術」として

国土交通省HPに掲載されてます。

 

国土交通省 点検支援技術性能カタログ 画像計測技術(橋梁)P2-61

https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/11.pdf

 

実際には、外での飛行をしていないので何とも言えませんが

機体が小型で飛行時間が23分(実際は、安全性も考えると15分)の為、橋の長いタイプや高さのある大橋では、少しスペック不足な気もしますが、ドローンも道具と同じで大中小と分けて使用する道具の一部としては、活躍できる機体だと思います。

 

また、カメラは4K1200万画素の記録カメラで真上を向かせる事も可能なので

床板下の撮影や狭小部などでも活躍しそうです。

 

飛行環境は、夜間飛行・雨天時の飛行は不可

周りが真っ白な壁だと、画像認識できなく飛ばないなど、幾つか制限はあるそうです。

 

現在は、機体販売はしておらず、レンタルサービスのみという事で、運用するには

STEP1 機体レンタルと講習会の申込

STEP2 講習会の受講

STEP3 レンタル利用開始

と利用料金は、7日間10万円・31日間25万円・1年間120万円などありました。

料金は変動的かも知れませんので、気になる方は下記お問合せ下さい。

 

ジャパン・インフラ・ウェイマーク公式HP

https://www.jiw.co.jp/rental/

 

因みに、これだけ良い機体だとマイドローンとして購入したくなるのですが

現在は、購入できないそうです。残念。

2021年は、SkydioX2がリリースされる予定という事もあり、今後も気になります。

Q198:ジャパンドローン2020

今年もあと3日となりましたが、久しぶりのブログ更新です。

開催から3か月経過しちゃいましたが、2020年ジャパンドローン報告させて頂きます。

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今年はコロナ禍でイベント自粛など、多くの展示会が中止・延期となり

2020年ジャパンドローン展の開催も危ぶまれましたが、何とか感染対策も強化された中

第5回Japan Drone2020が、無事開催されました。

 

開催期間は2日間で、私は初日に伺いました。

午前は比較的空いていましたが、午後は、思った以上に来場客も多く

今年は、2日間合計8,979人(内オンライン参加911人)が参加されました。 

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Japan Drone 2020

開催期間 2020年9月29日(火)~30日(水)

場所 幕張メッセ

主催 社)日本UAS産業振興協議会(JUIDA)

https://ssl.japan-drone.com/

 

今年のジャパンドローンで、私が一番印象に残ったのは

国際コンファレンスで海外招待されましたVolocopterのFebien Nestmann氏の講演は

とても興味深かったです。

 

日本も2022年にはレベル4(目視外・第三者上空)飛行を可能とするための、機体開発・法制度改正などの動きも活発ですが、既に海外では、人を乗せた無人操縦航空機(エアータクシー)のサービス事業のテスト飛行も成功しており、シンガポールでは、今後3年以内にはサービス実現をするなど、コミットメントされてます。

 

その他、国内メーカーからも、長距離無人飛行機による社会実装に向けた取組や

大型ドローン・災害救助ドローン・インフラ点検ドローンの展示なども目立ちました。

 

4・5年前は、中国製や国産ドローン機体メーカー・販売代理店の出店を多く見受けましたが、今年は、それらの各メーカー機器をカスタマイズし、サービス事業として展開している企業ブースが多かったです。

 

回転翼機以外にも、より広範囲の飛行(目視外)ができる固定翼機の展示も目立ちました。

 

私が気になった展示ブースを今年もご紹介します。

 

TERRA LABO

https://terra-labo.jp/

衛星通信を活用した長距離無人航空機の研究開発をしている愛知県の会社です。

展示会では、長距離用大型ドローンと飛行をサポートする管制機能を有する車両を展示してました。

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因みに、Best of JapanDrone Award2020「ニュービジネス部門」で最優秀賞を受賞されました。

 

 

スカイリンクテクノロジー株式会社

https://www.skylink-tech.co.jp/

空飛ぶクルマ(電動垂直離陸自動運転航空機)を開発する兵庫県の会社です。

展示会では、P.P.K.P(パーソナル・プレーン・開発・プロジェクト)のモックを

展示しており、2025年には有人機完成を目指すと取組されてます。

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こちらの会社もBest of Japan Drone Award 2020 「ニュービジネス部門」で審査員特別賞を受賞されました。

 

 

JDRONE

https://jdrone.tokyo/

こちらの機体は、2020年夏、江ノ島に隣接する片瀬西浜にてレスキュードローンとして多くのメディアに紹介された機体です。

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機体本体はDJI M300RTKを使用しており、災害救助用ドローンとして、アナウンス用のスピーカーと浮力体を投下できるユニットが搭載されており、既に現場で活躍してる機体です。同ブースでは、固定翼機も展示しており、今後、長距離用無人航空機の開発にも力を入れてます。

  

Blue innovation

https://www.blue-i.co.jp/

こちらは、煙突点検やトンネル点検、物流用ドローンなど数点展示されてました。

今回は、以前から気になってたELIOS2を手にする事が出来ました。

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第一印象は、機体が軽い!球体プロペラガードで送信機も小型でスイッチも少ないので

操作性が簡易的と、気軽に操縦ができそうと、気に入ってしまいました。

 

 

中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社

https://www.c-nexco-het.jp/

こちらの機体は、高速道路の橋梁点検用ドローンとして、NEXCO内で実運用されている機体です。毎年展示会で見かける機体ですが、2017年頃から展示されており、今回の展示品の中では、一番履歴のある機体だと思います。

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毎年改良を加え、実用化につながるよう取組され、サイズは約1m×1m位で、プロペラガードを備えてる為、構造物点検用ドローンと運用しやすい機体です。

因みに、1mとなると大きく感じますが、実は、高速道路の高橋脚は高さ40m以上あったりするので、目視飛行の際は、これくらいの大きさの機体の方が安心したりするんですよね。 

 

 

東京航空計器㈱

https://www.tkk-air.co.jp/

こちらのブースは、私が一番長く滞在した会社です。

何が私を引き付けたかというと

2.4GHzテレメトリーと169MHzプロポと新電波法対応になってる為、電波干渉が少なく途切れにくい。

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ディバイス自体も小型・軽量と是非これを使いたい!って思い、話を色々伺ったのですが、価格が数十万円と、量産機には、桁が一桁違うという事で、購入検討は断念。

 

しかし、航空機の通信装置を開発している会社という事で、案内して下さった方も

非常に説明が詳しく、物資輸送用シングルモーターの無人航空機やGANAS SKYの話も伺え楽しかったです。

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シングルモーターは操縦できないのですが、こちらの機体は、ほぼ自動飛行という事で、ドローンも手動から自動操縦になっている日本開発メーカーの技術力を改めて実感しました。  

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FUTABA

http://www.futaba.co.jp/

FUTABAと言えば、今年新発売したFMT-04ですね。

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通常、プロポ通信は、2.4GHz帯を使用してるのですが、電波干渉を低減できる920MHz帯のテレメトリーシステムを導入し、本体にはタッチパネルを実装するなど、FMT-04を見れて嬉しかったです。

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その他、小川精機株式会社のUAV用エンジンやソフトバンク双葉電子工業株式会社で共同開発スタートした点検用ドローンも展示されてました。

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KMT株式会社

https://kmtech.jp/drone/autel-evo2

小型ドローンと言えばDJIですが、中国製以外の機体で折りたたみ式・小型・8K/6K動画撮影が可能なドローンを探している方は、AUTEL EVOⅡもお勧めかと思います。

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360度の障害物センサーやターゲット自動追跡機能・約40分間の飛行時間と飛行性もお勧めです。

 

という事で、2020年のジャパンドローンも盛り沢山でした。

来年も目が離せませ~ん(^^♪

 

来年は、2021年6月14日(月)~16日(水)幕張メッセで開催予定です。