ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q178:海外でドローンを飛行する場合

2019年もあと3日!

年末は、海外へ逃避行する傾向があったのですが

残念ながら今年は調整つかず、日本で大人しくお仕事させて頂いております。

 

2017年の年末はフランス旅行

2018年の年末はスペイン旅行

2019年は年末に行けなかったので、先にグアム旅行に行って来ました。

 

海外旅行に行ったことを自慢したい分けではなく

何故かしら旅行にいく度にドローンと遭遇するのです。

それも、えっこんな所で飛ばして良いの?ってね

 

スペインでは、バルセロナサグラダファミリアをホテル屋上から優雅にカヴァを飲みながら眺めていた時は、怪しき小型飛行物体が何かを運んでいるではありませんか

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それを目で追うと、ビルからビルの屋上へ、小さなドローンがクリスマス模様の靴下を吊り下げ、近隣のビルまで運んでいました。きっとクリスマスプレゼントなんでしょう。

しかし!その飛行下は住居もあり、目の前は、あのサグラダファミリアではありませんか!

どう考えても飛行禁止区域でしょう(><#)と思いながら見届ける私でした。

 

グアムでは、ビーチ目の前のホテルに宿泊。優雅にテラスでビールを飲みながら、プールやビーチで遊ぶ人たちを眺めていると、数階下のベランダからマビックを飛ばし、海の方まで飛ばしているではありませんか!って、これも不味いでしょう。下には子供たちもいるのに、もし墜落したらどうするの?と思いながら、静観していると、何とホテルの右側奥まで飛ばし、これって完全目視外じゃないのって?帰還するか半信半疑で待つ事、約3分。無事に戻って来たじゃありませんか。そして、ベランダにいた操縦者は、片手を差し伸べ、無事回収するのです。GPS遮断など、小心者の私はハラハラ・ドキドキでしたが、流石DJI機。見事でございます。

 

っていうか、そこを褒めるんじゃなく、操縦士にその国のルールを知って飛ばしてますか?と言いに行きたい所ですが、私も海外のルールを把握している訳ではないので、帰国してから海外のドローンに関する規定を調べてみました。

 

そこで、お勧めのMAPがありましたのでご紹介します。

 

Drone Laws For Every Country In The World (Recreational Use Only)

https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1OkEtyCaGNjKhLeMr6L2IU975SP8&ll=-3.81666561775622e-14%2C-69.08946299999991&z=1

 

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既に、他のブログでもご紹介されているようですが、下記、foxnomadのHPでは、随時更新されており、初めにチェックするにはわかりやすいので、活用されると良いと思います。

https://foxnomad.com/2017/07/25/map-shows-drone-laws-every-country-world-updated-regularly/

 

Drone Laws For Every Country In The Worldで調べてみると

スペインは、人口密集地は飛行不可 等 国内の航空法があります

グアムは、目視外飛行不可 等 FAAに事前登録が必要

やはり、私が目撃した飛行は×××ですね。

 

そして、私たちも海外で飛行する際は、こちらの情報だけでは、ルールが変わっている場合もある為、最終的には、訪問先の日本大使館へお問い合わせした方が確実かと思います。

合わせて、リンク貼っておきます。

 

海外の日本大使館リスト

https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

 

手軽に空撮ができる機体が開発された事は良い事ですが、それによって事故も増えている事も確かです。海外で飛行する際も、その国の法・規定は理解して飛行させましょう。