ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q192:ドローンエンジニア養成塾

2020年5月16日

第9期生ドローンエンジニア養成塾に入塾しました。

 

今回は、ドローンエンジニア養成塾について、ご紹介させて頂きます。

 

ドローンエンジニア養成塾とは、2016年5月に開講し、ArduPilotをベースに

ドローン・ジャパン株式会社とJapanDrones株式会社が協働事業として運営している

ドローンエンジニア人財育成事業です。

 

Q129:ArduPilotって何?

http://dronejo.hatenablog.com/entry/2017/09/17/111423

でも簡単に紹介してます。

 

参加者の年齢層は、18歳から70歳代と幅広く

既に、2020年1月20日現在で284名卒業生を輩出しているそうです。

 

ドローンエンジニア養成塾

https://www.drone-j.com/ades

 

参加者の業種も、ドローンメーカー・農機具メーカー・通信会社・機体開発エンジニア・ソフトウェア開発者・大学・ソリューションサービス関連会社など、ドローン市場に関係する方々や趣味で参加されてる方など、ドローン関連の方々が多く

卒業生もドローン業界で活躍されている方もいらっしゃり、先日のフライトエクスペリエンス(実飛行)では、空撮で活躍されている方(卒業生)にもお会いできるなど、ドローン養成塾は、ドローン開発に関連する方々のコミュニティの場にもなっている事を感じました。

 

主な、カリキュラムは、ドローン養成塾HPにも掲載されていますが

コースは3つに分かれており、ArduPilotを始めて学ぶ方から、開発経験者等

各自のスキルに合わせて、コースを選ぶことが可能です。

一気に、全てを学びたいという方は、複数受講も可能です。

但し、私はコース2のみでも、仕事と兼務だとアップアップ状態です(汗)

 

■ドローンエンジニア養成塾 

2020春夏 第9期のご案内より

https://187c06ba-a341-4840-9784-866f97cdf845.filesusr.com/ugd/066ec6_a13396f8ac584bfebc8a79ad802a161e.pdf

 

コース1

ArduPilot基礎やGCS(ミッションプランナー)を活用し、自動航行・初期設定・ログ解析等、学ぶ事ができます。

入塾で必要スキルはありませんので、興味のある方は、参加可能です。

 

コース2

コース1を経験された方や、既にArduPilotを活用し、JAVAPython等の理解可能な

技術レベルのある方にお勧めです。

Dronecodeのアーキテクチャーでいう、Dronekitの箇所を学ぶ事ができます。

主に、機体制御を目的とした開発やドローンの機体管理やオペレーション管理などの

アプリケーション開発の基礎知識が学べます。

 

コース3

実際にプログラムを組込むなど、本格的なプログラミング専門コースです。

機体の自律移動(UAV/UGV/USV)やフライトコードの中身など

EKF、センサー、HALなど、開発基礎知識と応用が学べます。

 

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ArduPilotHPのArchitecture参照

https://ardupilot.org/dev/docs/apmcopter-code-overview.html

 

 

必要スキルが記載されていますが、ソフト開発経験がなくとも、全体的な構造が分かる事で、何をすれば良いのかなど、気づきもあるので、関心のある方は 

2020春夏9期受付は終了してますが、秋冬コースも予定されているそうなので、チェックして見て下さい。

 

■ドローンエンジニア養成塾 

2020春夏 第9期のご案内より(一部掲載)

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カリキュラム 

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私は、ArduPilotベース機体とGCSはMPを使用している為

プログラミング経験はありませんが、コース2を受講させて頂いてます。

 

そして、今回、入塾するのに悩んだのが、新型コロナウィルス感染予防でしたが、

何と、ドローンエンジニア養成塾初の全ての座学講習をオンライン講習(Zoom使用)にするいう事で不安も解消され、即入塾を決意!

 

実技は、屋外ですが、広い敷地で実施される為、人との距離感も十分とれていたので安心でした。

 

また、講習日以外には、入塾すると、ドローン養成塾のコミュニティサイトFacebookに参加する事もできます。

 

実は、この養成塾は講義を聞いても、その後の宿題が多く、プログラミング製作中に、エラーが出て、原因を調べるのですが、中々解決せず悩んで、もうダメダー!と

諦めた時は、FBに投稿すれば、講師の方や、卒業生の方々も、色々教えて下さり、

数時間悩んでいた事が解決するなど、サポート体制もあるので

ArduPilot愛の強い方々にもサポートを受けれるので、講習料の元は、既に取れたような気がしてます。

 

今までは、スクールとは別に、飲み会などコミュニケーションがとれる場も設けていたそうですが、このご時勢、外食も自粛状態なので、講習が終わったその日の夜は、オンラインサロンを無料で開いて頂いて、お酒を飲みながら、Ardupilotの新たな取組や、国内での取組み状況など、話を聞く事ができます。

 

もし、ドローンの機体構造の仕組み(UAV/UGV/USV)や、飛行制御などのアーキテクチャーなど、何故、ドローンは無人航空機と言われるのか、興味のある方、知りたい方は、非常に学びの多い、スクールだと思います。

 

また、進捗レポートします。