Q165:国際ドローン展2019
今年も国際ドローン展が幕張メッセで行われましたのでご報告させて頂きます。
2019年は、昨年より規模が小さくなって来ましたが、販売代理店のSkyLink、スクールでソリューション提案されているJUIVAC、ドローン開発メーカーのエンルートなど、お馴染みの企業がでておりました。
ドローンの活用内容も空撮・農業・測量分野から、インフラ点検分野へシフトし始めている事を感じる展示会となっており、ドローンも進化し続けてることを感じます。
主な出展会社を紹介します。
■アルプスアルパイン
日本の電子部品・音響機器・カーナビゲーションを製造販売する大手企業としても有名な会社ですが、インフラ点検でも送電線点検ニーズが高まっている中
架空地線 自動追尾点検システムのドローン展示がされていました。
既に関西電力などで、実証実験などで導入開始するニュースも見ましたが
電線のたるみや風の揺れでも自動追尾し、画像も鮮明にわかる動画を拝見し、感動しました。
【ニュースリリース】ドローンによる架空地線の自動追尾点検技術の試験導入について | アルプスアルパイン
これは素晴らしい技術です。日本メーカーも頑張ってますね。
■西武建設
吹付ドローン
こちらの機体は、昨年に比べ更に進化して登場!
コンクリート構造物に補修材を吹き付け塗布できる機体です。
こちらの企業は、毎年改良を加え、機体性能も良くなっています。
ここまで、ドローン開発に一途に持続継続しながら取り組んでいる企業は、素晴らしいと思います。価格は、だいぶ高額でしたが、吹き付けドローンは様々な活用方法が出てくると思います。動画もかっこいいので添付します。
■エンルート
こちらは日本のドローン開発・製造・販売をしている日本のドローンメーカーです。
今年は「働くドローン」をテーマに
消防用ドローン・送電線点検ドローン・橋梁点検ドローンの導入事例紹介や
DOCOMO/富士通/エンルート共同開発のドローン中継局の展示がありました。
国産ドローンは、中々少なくフライトコントローラーも国産という事で
通信のセキュリティー管理の面等で問い合わせが増えているそうです。
■D-ACADEMY 関東埼玉校
こちらは、水中ドローンの紹介です。
今や空だけでなく、水中ドローンも注目です。
機体本体や有線ケーブルを持たせて頂いたのですが、軽量でコンパクトに専用バックも用意されている為、持ち運びしやすく沖縄旅行など海外旅行にも良いなと思いました。映像も動画4K/静止画12ピクセルと高画質な映像が撮影できます。気になるわ~♡
毎年出版されているインプレスのドローン調査報告書2019が勢揃い!
全部購入したら数十万円にもなるので、立ち読みしちゃいました。
うううう・・今後のドローン市場が気になる。
という感じで、一部の企業を紹介させて頂きました。
来年も楽しみです。