Q211:ドロンジョの2021年振り返り
ドローン業界に携わり6年が経過。
2021年は、息つく暇のない一年となりました。
ブログ更新も10件と最少を更新
2022年は何件掲載できるか・・・(^^;)
という感じで、今回はドローン業界というより個人的な2021年を振り返ってみました。
2021年
1月
某:国内ドローンメーカー解散をきっかけに退職
次の転職先・・さぁどうしよう
どのドローン会社も経営苦戦
現状、研究開発や実証実験など、助成・補助事業で売上が立っている会社も多く
上場した会社も今や株は2,000円を切っている。
今までの経験を活かしドローン業界に残るか、色々と考えました。
結果、今まで培ったノウハウを中途半端に終わらせては行けない。
ドローンは、社会貢献できると、確実に市場は構築されています。
ここで諦めず、前進しようと、懲りずにドローン業界への就活を始める事にしました。
2月
転職活動
ドローンメーカー?サービス?ソフト開発?空飛ぶタクシー?etc
各社の求人内容を確認するが、
原点に戻り、ドローンパイロットに求められる要件は何かを考えました。
ドローンパイロットに求められるスキル
・機体
ドローンは、飛ばせる道具
パイロットは職人としての経験と知識が必要
今では、国内、海外と様々なメーカー機体が揃っています。それらの機能・性能を理解し、機体特徴を見出し、得意な分野を機種別に使い分けるパイロットが、必要とされている。
・ソフト
今までは、手動で飛ばせるための操縦技術が求められていました。
しかし、ドローンは無人航空機と言われるよう、プログラムによる自動飛行やAI(人工知能)を活かし、自律飛行ができるドローンも研究開発されています。
既に操縦は送信機(プロポ)だけではなく、アプリを通し、飛行制御する事ができます。その為には、機体によって、使うアプリも違います。
例えば、DJIでは、DJI GS PRO・DJI GO4・DJI Pilot・DJI Litchiなど、一つのメーカーだけでも、これだけ数種のアプリが提供されている。
・技術
ドローンを飛行させる場所は、平地・山林・海上・構造物・屋内等
様々な飛行環境があり、目視外・高高度など、パイロットに求められる操縦技術が、年々高くなっています。
数時間の経験者もいれば、数百時間の経験者もおり、年々、ドローン認知度が上がるほど、市場から求められる技術も高くなっています。
・解析
ドローンで撮影したデータは、画像処理する事で、オルソ画像や取得データ解析など、測量や調査業務などで活用されています。
しかし、解析と言っても撮影データの品質が悪ければ再撮影など、空撮技術も必要となります。
上記のように、ドローンを操縦できるだけでは、市場要求に答えられることが少なく
更に、経験・知識を積み、今までの経験を活かしながら、新たなチェレンジができる企業へ転職する事に致しました。
3月
某IT/エンジニアソリューション企業へ転職
ドローン事業を行っているグループ会社へ出向
・操縦機体
DJI P4P/P4R/P4M/M2P/M2D/M2E/M300RTK 等
・アプリ
DJI GS PRO・DJI GO4・DJI Pilot 等
・技術
機体操縦・飛行計画・安全運航管理 等
・解析
未だに全取得できておらず2022年に突入
この4年間、ArduPilotを中心に活動していた私としては
DJIの進化がとても新鮮でした。
10月~11月
総務省消防庁 ドローン運用アドバイザー講師を担当
12月
会社事業拡大。神田事務所へ拠点引越
と目まぐるしい1年となりました。
2022年はどんな年になるのでしょう。
自分でもわかりません。
本年も飛び続けるのか・・・引き続き宜しくお願い致します。