ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q204: 続リモートIDって何?(FAA編)

リモートID搭載は国内だけでなく、海外でも施行されます。

アメリカFAAでは、約1年半かけ

最終規則を前月に取りまとめ2021年4月21日に発行されました。

本来は、2021年3月16日予定が遅延したとの事

 

■FAA Remote ID

https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/

 

アメリカでは、2023年9月16日から開始されるリモートIDの最終規則に従って

航空機を飛行させる必要があり、ドローンメーカー・操縦士・所有者は準備対応するのに

あと2年半となります。

 

今、思い返せば2019年12月リモートIDの話題が上がり、FAAはパブコメをHPで通知し、懸念事項や改訂要望など、多くの意見が投稿され、私も関心を持ちながらパブコメ内容を拝見してました。

 

その結果、53,000以上のコメントがあり、レビューし考慮した結果、2021年4月21日最終規則が完成したという事です。

 

以下、FAA Remote ID最終規定の一部情報です。

・リモートIDに関する最終規定は、米国領空で飛行する殆どのドローンは、リモートID機能を持っている必要がある

・リモートIDは、ドローンの位置、高度など、飛行中のドローンに関する情報を提供する

・リモートIDの識別要件を満たすことができる3つの方法

 内蔵型・外付け型・リモートID不要な場所(FRIA)での飛行

 

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上記、https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/より抜粋

 

FRIA(FAAがリモートID搭載不要の場所)についての説明

https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/fria/#:~:text=FAA-recognized%20community-based%20organizations%20and%20educational%20institutions%20%28see%20below%29,located%20within%20the%20FRIA%27s%20boundaries%20throughout%20the%20operation.

 

 

*発効日

リモート ID の最終規則は、 2021 年 4 月 21 日に有効となる。

FRIA(FAA-Recognized Identification Area)申請のプロセスなどは、2022年9月16日に発効します。

 

*その他の注意事項

2022年9月16日:

ドローンメーカーは、最終的なルールの要件に準拠する必要がある。

2023年9月16日:

すべてのドローン操縦士は、リモートIDルールの要件を満たす必要がある。

 

以上のように最終規則が先月4月公開されたため、各機体メーカー・操縦士など

2023年9月16日に向け準備が必要という事です。

 

リモートIDに関しては、Q203でも国内情報を掲載しましたが、今後も関連情報は随時発表されるため

引き続き情報を追って参ります。