ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q195:Intel RealSense T265 インストール方法

Intel Realsense T265を早速試してみました。

 

T265製品仕様

https://www.intelrealsense.com/tracking-camera-t265/

 

開封

サイズ 108×24.5×12.5mm

重量  55g

USBケーブル 1000mm

とても軽量で小型なカメラです。

 

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二つの魚眼カメラには、イメージセンサーが搭載され

163±5゜FOV(Field of View)と広範囲の視野をカバーする事ができます。

IMU(加速度センサー・ジャイロスコープ)も内蔵されてるので

カメラ映像とセンサー情報で、向きと移動の軌跡も確認でき

GPS環境下でも使用できると、ドローン開発でも注目されてます。

 

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②RealSense SDK2.0(build2.36.0)インストール

https://www.intelrealsense.com/sdk-2/

上記URLを開き「Start here」をクリック

下記画面の通り、WindowsLinuxAndroidと各環境設定に合わせて

ダウンロードが可能です。

 

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LinuxのLearn more では、インストール手順が詳しくYoutubeで説明されわかりやすいです。

 

③接続

PCにT265を接続しWindowsの場合は、アイコンをダブルクリックで画面が表示されます。(Linuxの場合は、realsense-viewer入力)

T265(IMU含む)は、既にキャリブレーションされている為、自動的にカメラが更新されるので、これで接続完了です。

 

Intel RealSense Viewerで映像確認

T265を前後左右上下で移動させることでトラッキングし3Dで確認できます

2Dでは、2つの魚眼レンズで映像を確認でき、xyz軸での確認も可能

Youtubeで動きをUPしてみました。

www.youtube.com

カメラの動きと画面表示に遅延が殆どなく、処理スピードが速いのもわかりました

現在、Intel RealSenseは、T265以外にもT435/T415と組み合わせる事で、深度データも取得でき、マッピングや衝突回避、非GPS環境下でのナビゲーション精度を上げる事もできる為、今後ドローン開発での活用に期待できます。

 

今後は、一緒になったRealSenseも出てくるかも知れませんね。