ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q185:バッテリ容量(早見表)

今回は、ドローンのバッテリ容量をまとめました。

 

DJIであれば、専用充電器があるので、そのままポートにつないで充電すれば良いのですが

今扱っている産業用ドローンは、容量の違う様々なバッテリを取り扱っている為

一つの充電器で、全部を網羅しようとすると

いちいち、バッテリ容量に合わせて、充電機で数値を設定しないといけないという

面倒くさい作業があるのです(ーー)

 

なので、偶にしか充電しない私は

いつもメモ(あんちょこ)を見ながら入力するので

メモを見ずブログでわかるよう自分用ですが、早見表を掲載しちゃいます。

折角なので、DJIも一緒に掲載しておきます。

 

バッテリ早見表(DJI/enRoute/ASCL)

■DJI Spark

1,479mAh

1.5A

11.4V   (3S)

16.87Wh  

■DJI Mavic Pro

3,830mAh

3.8A

11.4V  (3S) 

43.6 Wh  

■DJI  Phntom4

5,870mAh

5.8A 

15.2V   (4S)

89.2Wh 

■DJI Inspire2/Matrice200TB50用/M200/M210/M210-RTK

4,280mAh

4.2A

22.8V  (4S)

97.58Wh  

■enRoute PG390

4,400mAh 

4.4A 

22.2V  (6S)   

99Wh

■DJI M600 /Inspire1TB48用

5,700mAh 

5.7A 

22.8V  (6S) 

129.96Wh

■enRoute AC940D/CH940/PG700/PG560

6,200mAh 

6.2A 

22.2V  (6S) 

138Wh 

■DJI matrice200TB55用

7660 mAh     

7.6A   

22.8 V(6S)

174.64 Wh 

■ACSL Mini/PF1-Survey

10,000mAh 

10A 

22.2V(6S)  

222Wh 

■enRoute QC730/QC730TS/AC1500

16,000mAh   

16A   

22.2V(6S) 

355Wh 

■enRoute QC730

20,000mAh 

20A 

22.2V(6S) 

444Wh

 

 

こうみると、 1400mAh~20000mAhと幅広く取扱いされているのが、わかりますね。

バッテリは、容量が大きければ大きいほど、パワーも出るし、長時間飛行も出来、山岳地帯や、環境が厳しい場所や、冬場などの飛行をみると、ちゃんと帰ってくるので、それなりに安心なのですが、取扱いを間違えると大惨事につながるので、保管場所や取扱いには、十分注意しながら大切に扱ってます。

 

数十年後は、バッテリも小さくなって、扱いやすくなるんでしょうね。

 

 

下記、参考

 

・放電容量(mAh) 

1時間に流す事ができる容量

mAhの数値が大きいほど、バッテリ容量が大きく、1時間あたりに流れる電流も大きくなります。

 

・電流(A)         

mAhを1000(単位変換)で割ると電流数値(A)を出せます 

例:10,000mAh÷1,000=10A

値が大きくなるほど、一気に多くの電流が流れます。

 

・電圧(V)

セル数×3.7=電圧(V)

例:6セル×3.7V=22.2V

この値は、大きくなればなるほど、勢いよく電力が流れます。

バッテリのタイプによって、3セル、4セル、6セルなどあります。     

 

 ・電力(Wh) 

電力(Wh)= 電流(A)× 電圧(V)

例えば、10,000mAh の電流は10Aの為

10A×22.2V=222Whとなります。