ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q183:ドローン(バッテリ)宅配会社

今回は、ドローン(バッテリ)を配送してくれる宅配会社をご紹介します。

 

通常、ドローンを配送する際は、ヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸を利用させて頂いてます。

 

産業用ドローンの場合は、機体サイズが大きくなるので、3辺170㎝以上、30㎏以上の場合は、佐川急便・西濃運輸にお願いします。

 

ドローンを配送する際は、バッテリも一緒に配送する事も多いため

梱包も緩衝材を入れ、しっかり固定し、危険物取り扱いシールを貼って

事前に宅配会社にバッテリ搭載の旨、申請をします。

 

2019年4月より、法改正があり、申請しないと、損害賠償を請求される場合があります。

下記、ヤマト運輸の資料をご参考に。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/files/pdf/preparations/inability/shouhoukaisei20190401.pdf?19080101

 

バッテリは危険物取扱品でもあります。

送る側も最新の注意をし依頼するようにしましょう。

 

各宅配会社によって、配送規定が異なるため、ポイントを整理しました。

参考にして下さい。

 

【国内に配送する場合】 

ヤマト運輸

ヤマト便 3辺200㎝以内、重量30㎏以下、一人で集荷・配送できる

http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/yamatobin/

ヤマト便は、日時指定不可です。

上記よりサイズ・重量が大きい場合は、下記2社がお勧めです。

  

■佐川急便 

飛脚宅配便 3辺160㎝以内、重量30㎏以下

 https://www2.sagawa-exp.co.jp/send/fare/input/

飛脚宅配便は安くてお勧めです。

 

これ以上の規格を超える場合は、飛脚ラージサイズ宅配便を利用してます。

3辺260㎝以内、重量50㎏以下

https://www.sagawa-exp.co.jp/service/h-largesize/

 

西濃運輸

カンガルー特急便がお勧めです。大型サイズの配送もしてくれます。

3辺280㎝以上~450㎝以下・重量45㎏~90㎏以下

 https://www.seino.co.jp/seino/send/

 

 但し、随時、見積もりを依頼します。

個人宅への集配はなく、事務所まで持参。

法人は集配可能ですが事前手続きがあります。

主に事業者向けの宅配会社の為、業務で使用する際は、西濃運輸もおすすめです。

  

  

【海外へ配送する場合】 

海外へ航空便・船便で送る際は

バッテリの航空便の取扱はなく、船便となりますので、十分な配送期間を見ておいた方が良いです。

 

また、産業用ドローン(娯楽又はスポーツ用に供する模型航空機を除く)を

海外へ配送する際は、武器としてみなされる為

別途、「該否判定」を受ける必要があります。

この話は、長くなるので、また別の機会でご紹介します。

 

海外へ配送する際は、国内の宅配会社もありますが

海外の宅配会社もありますので、ご紹介します。

 

FedEx

https://www.fedex.com/ja-jp/home.html#

 DHL

https://www.logistics.dhl/jp-ja/home.html

 

FedExは、サービス種類は多いのですが、税関に時間を要することが多いので

今は、スピード重視で、DHLを使用してます。

選択範囲もありますが、何を重視するかで、宅配会社を選ぶと良いでしょう。

 

バッテリを出荷する方法や梱包の手引きが、FedExのHPで詳しく紹介されてますのでリンク貼ります。

http://www.fedex.com/jp/tools/lithium.html

 FedEx梱包の手続き

http://www.fedex.com/downloads/jp/packagingtips/howtopack.pdf

 

 

配送には、事前に梱包作業など、時間もかかる為、早めの準備がお勧めです。

ケースに関しては、ドローンメーカー専用ケースを利用すると、配送時には便利なので移動が多い方は、専用ケースのご購入をお勧めします。

 

産業用ドローンは、機体もバッテリも大きく

サイズ・重量を調べておかないと、配送出来ませんと断られてしまいますので

事前に確認しましょう。