Q176:デンソー 橋梁点検ドローン
等々、Made in Japan デンソーから、ドローンによる橋梁点検サービスが2919年10月29日開始されました!
https://www.denso.com/jp/ja/news/news-releases/2019/20191029-01/
日本のドローンメーカーとしては、ベンチャー企業が多いですが、大手企業がドローン開発に着手した事は、日本ドローンの未来が見え嬉しいです。2018年12月自律研ACSLが上場して1年になりますが、2020年はインフラ点検ドローンが活躍し始めるのでしょう。
先日も、デンソー機体を見て来ましたので報告します。
私が注目したい特徴は、デンソーは風にも強い可変ピッチを採用している所です。
可変ピッチは、プロペラの角度を可変させて上下推力を発生させ飛行が出来るので、橋梁下など風の乱流が発生しやすい場所での飛行は有効だと思います。
また、橋梁下からでのドローンによる撮影は、上向きジンバルを求められるのですが、やはりデンソー!三軸ジンバルを使用したカメラでの撮影は、撮影ポイントで的確に抑えられることが出来る。展示会では動作を見る事はできなかったのですが、まるでロボットアームみたいでした。
こちらの機体は、橋梁下の狭小部撮影用で、上部に360℃カメラが取り付けられています。橋梁下は、橋の種類によって、コンクリート橋であっても、水道管やケーブル・トラス状に鉄骨が配置されているなど、構造が様々なので、細い棒でトラスの間を通し、撮影されるのでしょう。
また、気になったのが、デンソーの機体開発パートナーのパネルです。
AileLinX/TOSHIBA/シナノケンシ/Envision AESC/FUTABA
ドローン機体開発・部品・バッテリー・送信機等
Made in Japan 総体制(^^)/。素敵すぎる。
長い時間見てても飽きない機体ですわ~♡
それ以外にも、ドローンで撮影するだけではなく、撮影後の画像処理・運用サポートなどもトータルでソリューション提案もされています。
橋梁点検も実証実験から実用化に向かっていく2020年!
インフラ点検は高度成長期から50年以上経過と、施設の劣化が進行していく中、更にスピードを上げて取組まなくてはいけない項目でもあります。
更なる活躍応援してます!