ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q131:斑尾高原で合宿(自動航行)

自動航行飛行練習に斑尾高原エアーフィールドさんへお伺いしました。

昨年の夏、Phantom4飛行練習でお伺いさせて頂きましたが、1年振りの訪問で嬉しかったです。

 

今回の使用機体はエンルート社のQC730です。  

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飛行目的は、傾斜のある山林飛行でのミッションプランナー(MP)設定方法と飛行訓練でした。

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MPは、傾斜のある対地からでも、飛行高度設定をする事が出来る為、高低差のある場所でも、木や地面に衝突する事無く、安定した高度で自動航行が出来ます。

  

カメラもSONYのα6000を搭載し、高度100mでも綺麗に映像も撮る事ができました。

飛行高度を下げれば下げるほど、解像度は良くなる為、目標地点に近づいた地点で、高度を100m⇒80m⇒60mと設定を変え、飛行テストも行いました。

高度60mでは、椅子の細かな輪郭も撮影でき、調査・点検などにも活用できる事がわかりました。

 

Phantom4は対地コード20~30mでないと、測量時など解像度が良くないと課題でもあり、今回の環境では、周りに20mの木などの障害物があった為、飛行ルート・環境によっては、それなりの機体・カメラ機材を搭載していないと、業務で活用できない事もわかりました。

 

その他、テレメトリーや5.7Ghz帯の電波距離もテストする事ができました。

 

やはり、広大な敷地でないと検証できない事もある為、山林での飛行実験には、最適なドローンフィールドだと思います。

 

電源設備も外付けであるので、またこちらで飛行訓練をしたいと思います。

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標高1100mの場所の為、11月~5月GWまではお休みになるそうです。

次回は春かな。

 

あれっ。テレメトリーにトンボが!

秋ですなぁ~

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