この度、2017年7月5日九州北部で記録的な豪雨により甚大な被害を受け
8月も大型台風による被害も続いておりますが、被災地の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
災害対応など、国土交通省含め各機関が総力を挙げ災害復興など、今も活動されています。
そんな中、私の方で今までと違って来たなと感じる事がありました。
それは、国交省のドローン飛行自粛の連絡が早かった事です。
それは、2016年8月台風10号岩手県岩泉町による災害の時でした。
まだ、ドローンによる空域の法の整理・関係者への連絡体制が整っていなかった頃
災害対応で自衛隊や有人ヘリが飛行している中、一般の方が無人航空機ドローンを飛行させ、作業の邪魔になったり、ニアミスなどの危険性もあったそうです。
そして、災害発生から数日後、国交省HPで飛行の自粛連絡がありました。
それから、1年・・・
今日、災害が発生した際には、国土交通省HPに飛行自粛の掲載が即座にされるようになりました。
やもえず飛行を必要とする場合は、防衛省陸上自衛隊窓口へ連絡し、飛行確認をする流れになっています。
ドローンに関しては、機体販売・購入が先行し、法の整理・空の交通ルールをスピード上げて対応されている事を改めて感じました。
まず、安全対策含め国土交通省HPの「最新情報」を確認すると良いと思います。
また、被害状況を確認したい場合は、UAVで災害状況を動画で確認する事が出来るようになりました。
例えば、親族など心配になられる方もいっらっしゃると思います。
そんな時、国土地理院からUAV動画が配信されていますので、そちらでも確認が出来ます。
※現在、国土地理院地図から選択すると九州UAV情報は掲載されていないようです。
何処かに有るかもしれませんが・・下記、URLからですと見れます。
検索の仕方をご説明します。
①国土地理院のURLを検索
下記、URLをクリックして下さい。
https://maps.gsi.go.jp/#5/35.362222/138.731389/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl
②左上の「台風・豪雨等」をクリック
③「【New】平成29年7月九州北部豪雨」をクリック
④「UAV動画」をクリック
⑤九州北部にビデオカメラのマークが表示されます。
➅MAPを拡大して下さい。
⑦閲覧したい地域のビデオカメラをクリックすると動画が出て来ます。
国土地理院より提供
このような動画は、災害復旧工事のスピードUPにも活かされるのでしょうね。
尚、空域での有人ヘリや無人機の運航管理システム・上空での衝突回避などは、現在研究開発が進められているそうです。