ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q123:雷

暑いですね~。もう外の業務は暑すぎて倒れそ~!

気づけばブログ更新1カ月していない(><)

ドローン業界は黎明期(れいめいき)と言われるだけあって忙しすぎます(涙)

でも止まっていられないからノンストップ状態です。

 

でも、いい加減、自分が壊れそうなので、今回はお盆休みをしっかりとる事にしました。

もう仕事しな~いよ

という事で、お盆休みを使って今までため込んでいた情報を公開します♪

 

まずは、安全対策の一つとして雷について勉強です。

 

7月~9月は、雷が最も多く発生する時期と言われますが、先日もドローン飛行中に遠くの方から、雷の音が聞こえ、一旦作業を中止しました。

 

これって、まだ遠いから大丈夫と思ったら大間違い。

雷の落雷距離は10km範囲でどこでも落ちるそうです。

 

雷が光ってから音がなるまで10秒あったから、まだ大丈夫と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、既に3.4km先に雷雲が近くにあるという事なんですって。

 

計算 1秒×340m進む×10秒=3.4km先に雷雲がある

 

10km先でも音が聞こえるそうなので、既に音が聞こえたらもう危険と判断して下さい。

 

そして、次は避難場所です。

 

雷は、高い所・高く突き出た物に落ちやすい性質があります。

×木や高い建物がある場所

 

また、平地や周りに何もなく、人が高い位置になってしまう為

×グランド・公園・ゴルフ場・圃場など

 

要注意です。

 

また、雷が落ちないだろう、橋の下で雨宿りすると、川の水が急速に増える可能性がある為

×橋の下

 

非難に適した場所

〇自動車・頑丈な建物

どちらも、中心部に移動して身を寄せて下さい。

 

ドローンを飛行させる場所って、殆ど広い場所が多いから、避難場所は自動車が現実的かな。

 

そして、雷が鳴っているのにドローンを飛ばすのは、危険行為です。

落雷の侵入経路は、電源線・通信線・アンテナなど、機器類の塊を上空に飛ばす事になる為、自ら雷を呼ぶような物です。

そんな事をする人はいないと思いますが、注意しましょう。

 

そして、車で非難し無事、雷雲が去った後に作業開始!

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雷について、気象庁の情報から勉強しました。

皆様もご参考にして下さい。

 

国土交通省 気象庁

防災啓発ビテオ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/cb_saigai_dvd/index.html

 

 

それと、ドローンの安全飛行を妨げる突風や豪雨、雷、霧などのさまざまな気象現象を、より詳細かつ正確に把握し、予測することが重要とし

日本気象協会は、ドローンが飛行する高度100~200mの気象現象を「把握」・「予測」する技術とドローン向け気象情報を「提供」する技術を開発する為の研究がスタートしました。

 

NEDO「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に 日本気象協会の「ドローン向け気象情報提供機能の研究開発」が採択。2017.05.16

研究期間 平成29年~31年(予定)

https://www.jwa.or.jp/news/2017/05/post-000844.html