ドローンを飛行させているとフレームが折れたり、プロペラを損傷したりと、破損は付き物です。
その場で修理出来ない事もありますが、軽い損傷であれば、その場で修理する事で再飛行させる事も出来ます。
やはりドローンは空飛ぶ物体=ぶつかる=落ちる=壊れる
そして、いつも感じるのが、私も修理が出来れば・・・
そこで、社内の製造部の方に簡単な修理の仕方で良いので教えて欲しいと言った所
それなら、一機作ってみれば良いよ!
え~マジですか!嬉しい!!!!
確かに、一からドローン製作すれば、ESCとモーターの組合せや、回線経路も理解する事も出来、ドローンの仕組みやパーツの理解に役立つ。
そして、ドライバー&ネジで直す事も出来る。
という事で、早速ZION PG390を作っちゃいました!
ZION PG390は、プロペラガードがついており、産業機ドローンを操縦する際の飛行練習でよく使われる機体です。
簡単に製作の流れを説明します。
①機体の部品を揃える
Pixhawk・GPSアンテナ・テレメトリー・アンプ・電圧センサー・マウントホルダー・LED・モーター・プレート・スペーサー・クランプ・アームー・ネジ・ナット等
必要部品をまず揃えます。
②頭脳・心臓部を組立てる
私は、難しく時間が一番かかりそうな部分から製作をスタートしました。
PG390のフライトコントローラはPixhawkを使用している為、アンプ・テレメトリー・ブザーなど、回線をつなぐ所からスタートしました。
プロポの受信機もプレートに両面テープで固定。機体と送信機がこれで繋がっているんだ~と理解が深まりました。
③骨組みを作る
機体の骨組みを作ります。主に、フレーム・アームという外部装備の場所で、モーターなどを取付けます。
④各パーツを組立てる
③に②を取り付けます。配線コードは外に出ないように、綺麗に揃え中央のプレートの中に収めたり、アームに綺麗に添わせ、結束バンドで固定します。
⑥動作確認
バッテリーを繋げ、動作確認をします。
しかし、ここでモーターの配置場所を間違え、再度付け直し(汗)
モーターは回転の向きが違う為、フライトコントローラーやアンプの方向をきちんと確認し、モーター回転の向きが合うように注意しましょう。
⑦キャリブレーションを行う
機体が完成したら、方位センサー(コンパス)に位置情報を記憶させます。
PCを立上げ、ミッションプランナーでキャリブレーション設定を行い、私は機体を持ちながらクルクル。
⑧飛行テスト
さー、ここで本当に機体が飛ぶのか!飛行テスト。
はい。無事飛びました。
➈完成
結果、1日で作れました。
次回はQC730?にチャレンジ!