ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)

これからドローン操縦士を目指すドローンジョこと(ドローン女子)HIROMIの日記です。

Q70:許可申請書の提出方法

この度、無人航空機を飛行させるルール以外の空撮が発生した為、国交省への承認を受ける為の飛行許可申請を致しました。

 

そして、先日「無人航空機の飛行に係る承認書」を頂く事が出来ました。

 

私が、申請書提出から承認を頂くまでに行った手続きや、気づいた点等を数回に分けてご説明させて頂きます。

  

申請方法には3つあります。

 

①e-GOVネットでの申請

②持参又は郵送申請

行政書士へ代行依頼申請

 

私は、①e-GovにPC対応していなかった為

②の持参・郵送申請で行いました。

 

そして、始めに重要な事は、申請する前に事前に国交省へ申請書案の事前確認をメールを行った方が良いと言うことです。

 

何故なら、直接本申請でも良いのですが、殆どは修正が入る為、事前にメールで国交省へ確認された方が本申請もスムーズに通ります。

 

尚、承認の申請については、飛行開始予定日の少なくとも10日前(土日祝日等を除く)までにとなっていますが、これは申請書が修正なしで承認されるまでの期間の事であって、修正が入った場合は、現在では約1カ月は見て欲しいそうです。

 

始めて申請される方は下記参考にして頂ければと思います。

 

ステップ

■メールで申請書案の事前確認

  ↓

■正式に申請書を提出(e-Gov・持参・郵送)

  ↓

■承認書受け取る

 

①メールで申請書案の事前確認方法

・書類を作成し不備がないか事前確認メールを送ります。

下記、アドレスへ書類を添付しメールで送ります。

アドレス

hqt-jcab.mujin@mi.mlit.go.jp

件名 [申請書案の送付]〇〇〇

 

・メールボックスが一杯と返信が返って来た場合

私の場合、メール送信後

「受信者のメールボックスがいっぱいになっています。このため、現在メッセージを受け付けることができません。後でこのメッセージを再送信するか、受信者に直接問い合わせてください」

と返信が返って来ました。

 

申請書には、写真など添付している為、容量が多く送れない場合があります。その際は、メールにて返信先が掲載されていますので、その宛先に
 

「大容量メールボックス依頼」と返信して下さい。

    ↓

その後「専用アドレスとパスワード」が一緒に送られて来ます。

   ↓

「パスワードを入力し、書類を添付して送ります」

 

③送った翌日位に電話確認して下さい。

電話 国交省 03-5253-8111(内線 50157 又は 50158)

 

直ぐ電話しても業務が立て込んでいるようなので、私は翌日に確認させて頂きました。

 

「大容量メールボックスに送りましたが、受信されてますでしょうか」

 

とても感じよく対応してくれます。

遠慮せず自分の申請がどのようになっているか、随時確認する事をお勧めします。申請が多い為、一応電話で確認した方が無難です。

 

④電話確認した際、自分の申請番号を教えてくれます。

「No.〇〇〇〇」

 

この番号をベースに、書類申請などの問い合わせなど確認出来ます。

現在、書類確認に現在約1カ月ほど掛っています。

私は3週間で書類確認後の修正メールが来ました。

それを承知の上で、申請は早めに提出した方が良いです。

 

⑤メールで修正箇所の連絡が来ます。

※期間は人それぞれ違うようです。

 

今までは各担当者で随時修正メールをしていたそうですが、現在はまとめて修正依頼メールをしている為、申請を受けてからメールが来るまで時間は掛っています。

 

「修正後、担当者へメール返信します」

 

内容が全てOKになれば、

「担当者から正式に申請書発行の手続きを進める」とメールで返信が来ます。そして、私は2日後に下記メールが来ました。

 

⑥許可承認書送付および申請書原本の送付依頼[整理番号]

システムにて自動暗号化されたメールが送られて来ます。

 

パスワードは別メールで送信されますので、パスワードを入力すると許可承認書の写しが見れます。

 

確認が出来たら、「申請書の原本を一式」を郵便で送るよう指示がありますので、郵送して下さい。

 

⑦書類郵送方法

・宛先には「整理番号」「調整済申請書在中」も記入

※宛先が書かれた印刷用も付いています。そちらも使用できます。

 

用意する物

・申請書原本一式

・送付用封筒A4サイズ+送付用の切手 約200円

 原本の重さによって変わります。簡易書留の方は別途切手代発生。

・返信用封筒A4サイズを同封します。

 承認書の原本用

・返信用の切手+簡易書留分の切手も同封します。

 通常切手120円+簡易書留310円

注)料金不足が多発しているそうです。通常郵便切手の同封もお忘れなく。

 

⑧申請書原本が届き次第、許可承認書の原本を返送してくれます。

 

※間に合わない場合は、写しを携行して飛行して下さい。

尚、原本の送付がないと、許可が取り消される場合があります。

 

①~⑧の流れは、殆どメールにて国交省の担当者から詳しく明記されて来ますので、その通りに手続きを進めて行けば、始めての方でも大丈夫です。

申請に掛かる費用は、原本送付の切手代位です。1000円も掛りません。

 

<参考>

持参される方は東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線

霞ヶ関駅A2・A3a・A3b出口を出た所です。

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国交省(分館)第2号館入口で訪問先を記入し入管します。

そのまま、まっすぐ行くと第3号館がありますので7F航空安全課まで

直接お届けします。

似たような部署名が沢山あるので迷いました。

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安全部 運航安全課7Fです(写真:真ん中です)

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部屋は航空局B会議室です。

受付はありませんでした。いる方に声を掛けると担当者を呼んで頂けます。皆さんお盆期間中も出社され忙しそうでした。

 

※上記、私の申請の場合でした。

それぞれ申請内容・書類の内容などで、違う箇所もあると思いますが、ご参考程度に見て頂けたらと思います。

 

次回は、申請書の記入のポイント説明です。