ドローンを飛行させる為には下記のルールが決まっています。
それ以外の条件で飛行をする際は、別途国土交通省への申請が必要になります。
下記、国土交通省HPより一部抜粋(2016/8/15時点)
(2) 無人航空機の飛行の方法
飛行させる場所に関わらず、無人航空機を飛行させる場合には、
[1] 日中(日出から日没まで)に飛行させること [2] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること [3] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること [4] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと [5] 爆発物など危険物を輸送しないこと [6] 無人航空機から物を投下しないこと
といったルールを守っていただく必要があります。
上記のルールによらずに無人航空機を飛行させようとする場合には、あらかじめ、国土交通大臣の承認を受ける必要があります。
①日中②目視範囲内等で、夜間飛行や目視外を伴う飛行の場合は、国交省へ事前承認申請が必要になります。
なお、その際は事前に夜間飛行・目視外の練習や経験実績がある事が条件になるそうです。それらをもとに安全対策も含め申請許可の判断をするとの事。
そこで、今回、室内で夜間飛行の練習をして来ました。
その時の気づきを明記します。
■夜間飛行の注意点
①機体のLEDライトで状況判断
暗闇の中で初めて飛行した際、本当に何も見えなく唯一の手がかりが機体のLEDライトでした。
前方 赤(点灯)=正常
後方 緑(点滅)=正常
※GPS/Pモード無効時は黄(点滅)
こんなにもLEDライトの重要性を感じたのは初めてです。
②飛行する場所の事前確認
明るい内に飛行経路と飛行させる場所の確認が必要。
暗闇の中では、周りが見えなくなる為、障害物など無いか、安全に飛行させる為の経路など、ホームポイント・移動ポイント含め暗闇でもわかる照明の設定など、事前に確認&対策しておく事が重要だと感じました。
③照明等、備品準備
ドローンを照らすライトや各ポイントでの照明など、照明関係は準備が必要だと感じました。
④目が慣れるまで20~30分必要
明るい場所から暗い場所へ移ると、目が暗闇に慣れていないせいか良く見えないのですが、時間が経つと見えなかった物が見えるようになります。
星空を見る時も暫く見続けていると小さい星も見えるようになるのと同じで、飛行開始前は目を慣らしてから操縦した方が良いと思います。
因みに、夜でも照明が多い都会などは別かも知れませんが、それはそれで照明が眩しくて、ドローンのライトが見づらいなど別の課題が出て来そうです。
今回の練習で以上学んだ事です。
夜間飛行の練習模様です。
始めは照明を付け、その後照明を消した後の飛行です。
これも、初めは怖かったです。恐る恐る周りの状況を伺いながら身動きできずノロノロ操縦です(^^;)
Dronejo Movie by HIROMI(DMH018)