Q53:山の空撮 注意点
初の山空撮にチャレンジして来たのですが、実は気持ちはドキドキで山風や勾配差など、どんな状況での空撮になるのか心配でした。
しかし、無事練習もでき飛行させる事が出来ました。
今回は、斑尾高原エアフィールドでの山空撮で気を付けた事を明記します。
初心者レベルなのであまり参考になりませんがご了承下さい。
注意した事
①天気
山の天気は変わりやすいと言いますが、本当に変わりやすかったです。
天気予報は曇りのち雨。私が撮影した日は平地は晴れていても、標高1000m地点では雲が多く天気は良くなかったです。
しかし、雲が切れたり瞬間晴れたりと雨雲レーダーと睨めっこしながら空撮しました。
②風速
当日は風はなく穏やかで上空も安定していました。
しかし、山は吹きおろしの風などがあるとも伺ってますので、急勾配のある山は要注意ですね。
③山の傾斜(上昇)
平地とは違って、山頂に向かって飛ばす時は、地面が段々近づいてきます。
気が付いたら地面に激突や、木の上を走行しても奥の木に激突など、前進する程、地面・木は近づいて来ます。
よって、スティックは前進&上昇を同時に行いながら操縦しました。
あと、小枝にも注意です。目視ではありますが細い枝などは見えないので木には近づき過ぎないよう注意しました。
不慣れな私は、針葉樹林の間を走行する際、ブレまくり上手く撮影できませんでした。緩やかな蛇行もカクカクです。練習必要~。
④山の傾斜(下降)
下降は地面や樹木は段々下がって行きますので、上昇と違って激突など心配はありませんでした。しかし、撮影した物体は段々離れて行きます。状況によってはスティックの下降操作は必要ですが、それも行き過ぎると木にぶつかってしまうので要注意。
あと重要なのが、高度150mMAXで走行させ山を下る時は、傾斜と共に高度が上がってしまいます。地面との距離が150m以内になっているか随時確認が必要。私の場合はもう一人に画面も確認して頂いたので、目視も含め忙しかったです。
⑤空撮場所の事前確認
・山の標高・樹木などの高さ確認
どれ位の急勾配なのか事前に確認しました。そこから傾斜角度を計算し、スティックの上昇具合をイメージしながら操縦準備をしました。
また、ゴーホームなど障害物(樹木)など、事前に木の高さやアプリへの高さ設定も必要です。
・リフトなどの障害物の確認
鉄筋関係はコンパスエラーなどの影響もある為、近づかないコースで操縦しました。
⑥バッテリー残量30%保守
山の場合、遠くまで飛ばしてしまう為、戻ってくるだけの残量も計算して操縦しました。
⑦虫よけ対策
夏場はハチが多いです。何もしなければ刺されはしないのでシカト状態で操縦しました。
ハチ対策
・黒色の服は着ない(淡い色・白・グレーなどがベスト)
・甘い香りは付けない(フルーツ系の香水などご法度です)
夏は虫が多いです。帰還したPhantom4のプロペラは何か物体を切断した形跡もありました(>.<)
ウエットティッシュなど備品も準備して置いた方が良いです。
このような感じで山練は終了。
次回は海練に行きたいと思います(^^)/
下記、斑尾高原エアフィールド情報です。ご参考に。
・発着地点 標高約1000m
・山頂付近 標高約1280m
・樹木の高さ 約20~30m