Q30:モード1.2って何?
ドローンを操縦する際、送信機(プロポ)の2本の舵(ステック)を
モード1 又は モード2
どちらにするか決めておいた方がいいと良く言われます。
しかし、 最初の頃は何を基準に決めたらよいか良くわかりませんでした。
色々、話を聞くと日本で多く使用されているのは「モード1」だという事で上下移動が利き手の右側が操縦しやすかった事もあり、モード1で練習していました。
しかし、最近、練習を重ねる毎に、モード2の上下・旋回を同じ指で動かし、前後左右も同じ指で動かした方が操縦がしやすいような気がして来ました。
そこで、モードについて調べた所
モード2を進めている方々も多い事がわかって来ました。
下記、調べた事を追記致します。
まだ、どちらのモードにするか悩まれて方の参考になればと思います。
■モードについて
日本・ヨーロッパ モード1
アメリカ・中国 モード2
が主流のようです。
■メリット・デメリット
[モード1]
メリット
・日本用に販売されている機材は、主にモード1で初期設定されているケースが多い。
・ラジコンヘリやラジコン飛行機を操縦している人は、舵が右手でモード1と同じの為、ラジヘリをされている方にはお勧め
デメリット
・海外(アメリカ・中国)の機種は、モード2が主流の為、モード1への切り替えをする必要がある。
一部、切替の出来ない機種もあるそうです。
※因みに、DJI Phantom(中国)は日本向け用にモード1に設定されて出荷されるそうです。モード2への切替は可能。
[モード2]
メリット
・海外のドローンを操縦する際、モード2の設定になっている為、そのまま操縦できる。
※現在、機材の開発は日本より海外の方が進んでいるようです。
また、海外の方とコミュニケーションをとる時もモード2の方が話が合うかも知れません。
・左右前後が右手の操作で簡単にできる。昔からゲームソフトを経験している人は感覚が似ているかも。
デメリット
・ラジヘリなどプロの経験者から操縦を習う時やセミナーでは、モード1での説明が多いそうです。
※因みに、最近知ったのですが、モード3・4もあるらしいです。
■舵の呼び方
エレベーター 前後
ラダー 左右旋回
スロットル 上下
ロール 左右
■モードの種類
モード1
左縦:エレベーター:前後 左横:ラダー:旋回
右縦:スロットル:上下 右横:エルロン:左右
モード2
左縦:スロットル:上下 左横:ラダー:旋回
右縦:エレベーター:前後 右横:エルロン:左右
モード3
左縦:エレベーター:前後 左横:エルロン:左右
右縦:スロットル:上下 右横:ラダー:旋回
モード4
左縦:スロットル:上下 左横:エルロン:左右
右縦:エレベーター:前後 右横:ラダー:旋回
そして、家に帰り、モード1⇒モード2へ切替操縦した所
前後左右・上下旋回を同じ指で操縦しても、あまり抵抗なく操縦出来ました。
あとは、前後左右を右手(モード2)か左手(モード3)どちらにするか悩んでいた所、モード3はあまり使用されていないから、モード2にした方が無難だと経験者からの助言もあり
結果「私はモード2」へ切り替える事にしました。
モード2とは
「右手:前後左右、左手:上下・旋回」のスティック設定
一番肝心なのは、緊急時にとっさに体(指)が反応する動き方が良い為、もう少し操縦してみて、しっくりくる方にしてみます。
変更するなら早い方が良いので、慣れる前に変更します。