Q122:飛行申請時のお願い
お疲れ様です。
私も仕事上、飛行申請を提出しているのですが
先日、国交省から、無人航空機の飛行に関する許可承認申請において
申請上必要な事項が未記入又は必要な資料が添付されていないなどの
不備が多く見られるようになり、申請の審査に多大な時間を要していると連絡が入り
他の申請書の審査の遅れにも影響がある為、航空局ホームページに掲載している申請書記載例を大幅に更新された事を関係者へ広めて頂くよう協力要請がありました。
その時、始めて知ったのですが、申請用紙はオリジナルを使用したり、一部空白で提出したりと、国交省の担当者へ添削依頼をする方もいる状況に驚きました(*0*)
私のブログを通し、少しでも多くの方に広く周知して頂けるよう
こちらからも情報発信させて頂きたいと思います。
以下、国土交通省HPより
(6月9日付け)
平成29年4月1日に審査要領が改正されたことに伴い、申請書記載例、無人航空機の飛行に関する許可・承認に係る申請方法、申請書の作成方法及びチェックリストを更新しました。
今後申請される場合は新たな申請書記載例を参考に申請書を送付ください。
なお、一部の申請書において、安易な添削希望として送付される場合や、申請内容に空白が多いもの、申請上必要な事項が未記載又は必要な資料が添付されていない等、不備が多くみられる場合があり、審査に多大な時間を要し、他の申請書の審査に遅れが生じてしまう場合があります。
つきましては、申請先に申請書を送付される前に、未記載事項や不足資料がないか、また、記載内容等が申請書記載例に準拠したものであるかを今一度確認していただきますようよろしくお願いします。
そこで、国交省も飛行申請がしやすいように、記載事例など細かく記載されるよう改善されています。
皆様も、是非、ご協力の程、宜しくお願い致します。
①国交省ドローンHPを開く
航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール - 国土交通省
↓
②3:飛行許可申請を開く
↓
③申請内容の記載事例を選ぶ
上記②航空:3の中央部分に「申請書記載事例」から、対象となる項目をクリックして下さい。赤字で記載方法が転記されています。
↓
④申請書のフォームをダウンロードする
上記②航空:3のページに「許可承認申請書様式(Word形式)」あります。
↓
⑤③記載事例をを参考に④の申請書に記載する
↓
➅申請書類の漏れ・記載漏れがないかチェック
上記②航空:3のページにチェックリストあります。
↓
⑦わからない場合
無人航空機ヘルプデスク
電話 : 0570-783-072
受付時間 : 平日 午前9時30分から午後6時まで(土・日・祝除く)
↓
⑧申請書(案)をメールで送る
送付用アドレス
東京航空局 cab-emujin-daihyo@mlit.go.jp
大阪航空局 cab-wmujin-daihyo@mlit.go.jp
これだけでも、飛行申請の業務効率を高める事が出来ます。
お役所に提出する書類でもあります。
皆様、提出する前に、再度ご確認の程宜しくお願い致します。
尚、私のブログでも申請方法についてもいくつか記載しております。
ご参考にして頂ければ幸いです。
参考
Q 71:飛行申請書の記入方法
Q71:許可申請書の記入方法 - ドローン操縦士になるための100の質問(産業編)
Q112:150m以上飛行の場合の申請方法
Q121:日の出日の入り時間?
ドローンを飛行させる場合
日中(日出から日没まで)に飛行させること となっています。
*日出 太陽の上辺が地平線(または水平線)に顔を出し始めた瞬間
*日没 太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間
とは言っても、実際は、日出前・日没後でも
十分明るい(薄明)時間は数十分あるので、まだ飛行は出来るよ~って
飛行したくなりますが、それはダメ~!!
ルールは守りましょう。という事で、明るくても
実は、太陽が出ていなかったり、既に沈んでいたという事もある為
「日の出日の入り時間」はチェックする必要があります。
既に6月は夏至があり、日は段々短くなってきますが
まだ、7月は、日の出時間が長い時期でもあります。
農薬散布などドローンを飛行して作業される方は
日中は暑い為、日の出前の4時前からスタンバイし、日の出と共に
涼しい朝の時間に作業を終わらせるそうです。
飛行地域や飛行日が変わると、日の出日の入り時間はチェックが必要ですので
私は下記のアプリを活用しています。
■アンドロイド・ios版
日の出日の入マピオン
これから、散布の時期突入です。
日出とともに一斉防除がスタートするのでしょうね。
Q120:田んぼガール 誕生?
等々、散布シーズン(水稲)が近づいて参りました。
7月から、千葉辺りでは一斉防除(農薬散布)がスタートし
そこから、散布業者は北に向け北上して行くそうです。
主に、ヤマハさんのFazerなどが活躍し、プロの無人ヘリ操縦者の方々がチームを組んで散布されるそうです。
*YAMAHA FAZER
始めて、圃場を飛行する姿を見ましたがカッコよかったです(*^^*)
ドローンに比べ、機体は大きくペイロードも20kgと大区画圃場では
労働時間の短縮として活躍できる機体です。
操縦は、シングルモーターで大型機でもある為、専門の方が操縦されています。
作業は早く・散布場所も適格で、やはり熟練者の飛行は勉強になります。
そして、私は無人ヘリの操縦は、まだ出来ませんので
ドローンで散布飛行を体験させて頂きました。
流石に、処理能力はFazerの方が高いですが
機体が小さい分、操縦も簡単で気軽に持ち運べ
軽トラにも手でそのまま載せて、圃場を移動できるので
私にはちょうどいいサイズでした。
圃場は大きくても、自分で購入していれば、撒きたい時に持ち出して散布できるので、適期防除も出来るので、一家に一台あっても良いかと思いました(^^)
始めての圃場は、どこを散布したら良いのか?
農家さんと一緒でなければ、どこも緑ばかりで、散布場所が全然わかりませんでした。
農道も狭いですし、離着陸も平らな場所は少ないので、正確な操縦が必要になります。
そして、夏場の日差しは強い!日焼け止め・長袖・帽子は必須!
でも、緑と水に囲まれているので思った以上に暑さを感じる事なく
体感温度は低く、気もち良かったです。
既に、農水協操縦認定資格と包括申請も取得していますが、もっと練習は必要な為
「田んぼガール」デビュー頑張ります♪
先日のケガはこの子のプロペラでしたが、今はもう仲良しです(笑)
Q119:プロペラでケガしたよ
等々、やってしもうた~
ドローンのプロペラで顔の横を切ってしまいました(ガ~ン)
と言っても、機体の写真撮影している時だったんですが
下から顔を上げた瞬間、プロペラの先に当たってしまって
痛いって思ったんですが、どうせかすり傷程度だと思って、気にせず仕事してたら
綺麗にカーブを描いて切れているじゃありませんか~
皆からは、目じゃなくて良かったねと言われましたが
確かに危機一髪!でしたよ。
産業用ドローンのプロペラは、カーボン製が多い為
包丁を乗せて飛行させている物体と同じですからね。
こわ~(><)~
Phantomなど、プロペラがプラスティック製のものは
カーボンより鋭利ではありませんが
産業用は、既にラジコンヘリなどで人身事故は起こってますので最新の注意が必要です。
これも、今後ドローンを扱う者として、危険が直ぐ目の前にあるよという忠告=メッセージだと思い、今後更に気をつけたいと思います。
それにしても、女性としてはショックですよね。
えっ😄もう年なので、あまり気にしていないですが(笑)
最近ドローン女子も増えてきているようですので
皆さん気を付けて下さいね。
PS:偶々気づいたのですが
質問回数が”119”とは奇遇です。
Q118:衛星の場所を知る
ドローンを飛ばす為には、機体がGPSをどれくらい受信しているか確認が必要です。
殆ど、ドローンを操縦される方は、GPSを利用した飛行モード(ポジション・ロイター・AUTO自動航行など)で飛行されるので、GPSを利用した安定飛行が可能です。
その為には、必ず飛行前に、衛星の捕捉数の確認、GPS精度の確認が必要となります。
結果、GPS数値が低い場合は、離着陸場・飛行場所を変えて、GPSのキャッチ率の高い場所で飛行させます。
その時、GPSを遮っている物は何か?
木?山?建物?etcが、飛行場所の周りにないか確認します。
その時、何故か同時に空を見上げてしまうのは、私だけでしょうか(笑)
GPSを受信する為には、衛星の場所がポイントです。
でも、衛星ってどの場所にあるんだろう?
衛星の数は?
衛星の種類は?
Gronas?Galileo?QZSS(みちびき)?
って空を見上げますが、流石に見えないですよね(笑)
そこで、アプリの紹介です。
スマホを空にかざすと、衛星の場所が画面に表示されます。
ワクワクです。
お勧めの無料アプリをご紹介します。
■アンドロイド版
Satellite AR
■ios版
GNSS View
先日、みちびき2機目が打ち上げられましたが
2018年には4機体制になるよう開発が進められているそうです。
将来的には7機を目指すという事で、更なるGPS精度UP!
楽しみですね。
Q117:スクールを選ぶ(国土交通省HP掲載)
等々、この日が来ました!
1年前、私はドローンの勉強をする為、どのスクールに通うべきか、いくつかの説明会に参加して来ました。
しかし、どのスクールに通ったら良いかわからず、深夜遅くまでHPチェックしたり、スクールに行かれた方から話を伺ったりと、仕事をしながらでしたので、疲れきった自分を思い出します。
結果、航空法や無人航空機のルール・DJI操縦基礎などを学べるなど
基本的なカリキュラムを構築されていたJUIDAさんであれば、大丈夫と思い
私は、その内の認定校へ通うことに決めました。
そして、1年経過、その当時はJUIDA認定校は7校位でしたが、気が付けば80校以上にもなっているそうです。
また、その他にも〇〇スクールや社団法人など、ドローンスクールが一気に出て来た1年だったと思います。
しかし、ここまでくると、どのスクールに行けばいいの?沢山あってわからない?
スクールによっては、教育内容の差も出てくるでしょう。
折角、ドローンについて学びたいけど、どこを選べばいいの?ってなりますよね。
また、この1年で無人航空機の事故が増えています。
これも教育内容にも原因があるのかも知れません。
ドローンは、空飛ぶ機体。非常に危険な道具です。
きちんとした教育・訓練が必要です。車でいう教習施設みたいなものが必要。
そこで、国交省 航空局が2017年4月1日付けで
「無人航空機の操縦者への講習会の受講を促し、操縦技能の底上げを図る為、一定の要件を満たす無人航空機の技能講習を行う民間団体等を航空局HPに掲載し、当該団体の講習修了者は、飛行許可を受ける際の申請書類の一部を省力できる仕組みを、2017年4月より開始しました。」
この、一定の要件を満たす技能講習って?
下記、内容は厳しいですよ
■航空局ホームペジに掲載する 無人航空機の操縦者に対する技能認証等 を実施する団体等の 確認 手続について
http://www.mlit.go.jp/common/001179925.pdf
そして、審査をクリアーした
管理団体4校と講習団体43校が6月1日付けで認められたという事です。
下記、国交省HPより
【最新情報】
(6月1日付け)
無人航空機の講習団体及び管理団体の航空局HPに掲載について、本日付けで所要の要件を満たすことが確認できた講習団体等を航空局HPに掲載しましたのでお知らせします。今後、当該団体等の講習修了者は、飛行許可を受ける際、無人航空機の操縦の知識や能力に関する確認が簡略化させることとしております。詳細は「3.許可・承認手続きについて」をご確認ください。
詳細「3.許可・承認手続きについて」
「無人航空機の講習団体及び管理団体一覧」に記載された講習団体等の講習修了者は、飛行許可を受ける際に当該講習団体等が航空局HPに掲載された日以降に発行した技能証明書等の写しを提出することで申請書様式3及び無人航空機を飛行させる者の追加基準への適合性の提出が不要となります。
という事で
HP掲載団体の技能証明書等の写しを提出することで申請手続きが簡素化されるという訳です。
また、HP掲載日前に発行した技能証明書は有効か?と言いますと
今回のHP掲載に関し、技能証明を提出する為の要件は厳しくなっています。
よって、「改めて評価を行い、所要の要件を満足している事が確認出来たのち、同制度に基づく技能認証を行って頂く必要がある」という事で、改めて再審査が必要になるそうです。
これらは、各団体へ確認してみましょう。
これから、スクールに通うか悩んでいる方々は、以下のスクールに通われるのがお勧めだと思います。
下記、ご参考にして下さい。
■国土交通省HP
航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール - 国土交通省
■管理団体・講習団体
(飛行許可を受ける際の申請書類の一部を省略することができる講習団体等)
http://www.mlit.go.jp/common/001187212.pdf
実は、この審査は本当に国交省の担当者が、現場視察に来て調査・ヒヤリングするらしいですよ。これこそ本物です!
日本の行政ってやっぱりスゴイですね。
これは、ドローンの事故防止・安全運航の為の大きな一歩と言えると思います。
Q116:ドローンを作る (QC730編)
さぁ~第2弾!ドローンを作ろう。
今回は、QC730を作りました。
流石に、この機体は丸2日掛かりました(汗)
それも製品部の方の協力なしでは無理!!
QC730の特徴は、長距離飛行が出来、空撮・測量等に適した機体です。
その為、機体は可能な限り軽量化し、空撮する為のカメラ・画像伝送装置を取付ける作業が、以前のPG390より手間が掛かりました。
その為か、途中まで写真を撮っていたのですが、流石に必死し過ぎて撮影する余力なし、ほぼ画像なしです。
QC730を作ろう!
①パーツを用意します。
②機体の骨組み製作
トッププレートとアームを取付けます。
③アームにモーターコード・LEDコードを通しモーター設置
④アンプの取付
⑤配線類をフレーム内に収納
もう焼きそば状態(笑)
➅ロアプレートの固定
⑦フライトコントローラー搭載
⑧その他機器の取付
・カメラシャッター用ケーブル・ブザー・受信機等
➈GPSアンテナの搭載
⑩テレメトリーアンテナの固定
⑪ジンバルの組立
⑫バッテリートレーの取付
⑬ネジ類の本締め
⑭ファームウェアのセットUP
ここでパソコンから機体へファームウェアの書き込みを行います。
ピーポーピー!ああ鳴った♬
⑮パラメーターの書き込み
機体に様々な情報をインストールします。
⑯受信機(プロポ)とフラコンをつなぐ作業をします。
これは二人掛かりでモード設定
⑰送信機(プロポ)の設定
QC730用にセッティングします。
⑱FPV用カメラの取付
⑲画像伝送装置取付
⑳キャリブレーション設定
また私はクルクル回る~
⑲サーボプログラムの設定
⑳脚・プロペラの取付
㉑室内での動作確認
㉒屋外での動作確認&初フライト
無事、飛びました~♪
My QC730かわいいね(^^♪
㉓完成